2日目レポート(松本なみほ)
今日はワークショップ漬けの2日目でした。
■ワークショップ:9:00-10:45
緑の党づくり
1、アジア太平洋緑の党について、政治討論と戦略づくり
2、政党をつくるための戦略と実践
3、オーストラリアの政治における民主主義プログラムと資金運用
4、知見, 知恵に基づく、地域での主導権の支援(八木)
■国会議員によるワールドカフェ
※八木・松本はマーガレットブレーカーズさん(オーストラリア緑の党を約40年に渡って支えてきた人)との対談をしてました。
(昼食)
■ワークショップ:緑の活動
1、気候変動とCOP21パリ会議への道すじについての情報交換
2、資金集めと組み立て方法
3、自治体の力
4、太平洋ネットワーク
■戦略づくり
(夕食)
と、、、こんな感じです。
それぞれが自分の関心のあるところに行きました。
今日最も私が印象深かった、というかがんばったのは、午後の「気候変動とCOP21パリ会議への道すじについての情報交換」です。
クリスティーン・ミルオーストラリア連邦議会議員、元緑の党共同代表がファシリテーターをつとめるなか、各国が自国の政府のCOP21への方針と緑の党の行動予定を共有しました。
ニュージーランド政府もオーストラリア政府も他国の出方を様子見の状態で、COP21において率先して温室効果ガスの排出量を減らしていこうとする兆しはみられない。ということでした。
韓国政府は経済成長を前提としているので、本気で排出量削減をする気がない。とのことでした。
私からは「日本政府は、2020年までに2013年比で26%の排出量削減をG7で発言したこと。2013年を敢えて基準年にしているのは、全ての原発が止まっているので排出量が上がったことを理由に原発再稼働を目論んでいるからだ。日本の気候変動への態度はアメリカ次第だ」という状況を説明しました。
台湾からの状況を聞くにつけ、気候変動対策に興味は無く、原発を排出量削減の対策として利用している韓国、台湾、日本政府の共通点が浮き彫りになりました。
インドネシアやフィリピンのミンダナオ島からの参加者の訴えは切実で、すでに出ている台風やハリケーンの被害について、十分な対応がいまだにできていないことにはっとさせられました。
国政に議席を置く緑の党メンバーが、被害を実際に受けている緑の党メンバーと同じ空間で課題を共有している姿は本当に緑らしいところだなと感じました。
そして、今日の夕食の後、三宅洋平さんのサプライズライブになりました!
(この模様はツイキャスで録画映像が見られます)
洋平さんの歌に続き、各国の仲間がそれぞれの歌や踊りを歌い、ときには皆で踊り、本当に贅沢なひと時を過ごしました。
というわけで、、、今日はこのへんで・・・